私が住む町も大分コロナに侵食されてきました
流石に暫くは卓球無理かなぁ

ただ卓球をしている気分にはなりたいから、久しぶりに先月卓球したときのネタを書いてみます

今回は回転が噛む軸、噛まない軸という観点から考察します


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(今回は便宜的に引き攣れを考えずにお話します)


ボールを一番返しやすい条件は何か

こう問われたら何を連想するだろうか

端的に答えを述べるなら、対上回転に対して当てるだけの場合であろう。
さて上回転に対して回転をより強くすることが出来る条件、強くすることが難しい条件は何かと言われれば何を連想するだろう

多くは前者はカット系の動作、後者はドライブ系の動作をする場合を連想するだろう

対上をより回転の影響を受けながら、強い回転にするためにはカット、基本的に回転をいなす方向はドライブ

こう考えればドライブ対ドライブの方が力は要らず、ドライブ対カットは力がいる為難しいイメージであるのは容易にわかると思う

この時、ドライブ対ドライブは噛まない、ドライブ対カットは噛む、と定義する

さて、右対右での対カーブドライブに対してはどうか

カーブドライブで対応する場合は回転が噛む
理由としては必ずボールの右側を触るため、より強くかけ返す必要があるからだ
一方でシュートドライブで対応する場合はボールの後ろ~左を触り、噛まない

こう表現すると回転に対しどういった回転をかけるかという視点で見ても噛む噛まないと言えるが、触る場所でも噛む噛まないが定義できそうな印象をうける


実際同じ回転をかけるとしてもボールの触る場所で、ボールから受ける影響が異なる場合は往々にしてある

ボールの回転が向かってくる方向で、対カーブドライブの場合の右側や、対シュートドライブの場合の左側は、影響を受けやすい場所であり強いインパクトが必要なスイングが求められる

そのためボールの回転で向かってこない向き、ボールの真後ろを捉えれば噛まない場所で触ることが出来る為すくない力でのインパクトで済むことが多い

この考え方ですべての局面を考えていくと、ネットミスしている時の多くは噛んでしまっている触り方をしている

ミスをした際に触り方を変えれば、いとも簡単にミスを減らすことが出来るのだ

そのためにはミスをした際の局面を正確に記憶していることが必要である

更に深く言及すれば、狙うコースでもまた変わる

どう頑張って触ってももともとのインパクトで返せないコースも存在する
フォアクロスに打とうとした際、フォアストレートに打とうとした際で面の開き方は変わるし、開き方が変わるということはボールの真後ろを取れる場合、取れない場合が必ずある

故に普段ネットミスしてしまうコースをあえて普段狙わない方に変えるだけで楽々持ち上がることも多々ある

サーブレシーブ三球目で、ツッツキ、チキータされた際に全て場合分けするのが理想的だろう
これはフォームや当て方はどうでもいい
横下バック前→バックにツッツキ→回り込んでフォア狙い、バック狙いのそれぞれでどちらがネットミスしやすいか調べてみる

ネットミスしやすいほうが噛む方向、入る方が噛まない方向

噛む場合に当て方やフォームを考察する。入るならOK

ほぼほぼ実験的手法ではあるが、これを繰り返すだけで試合中にミスをせず強く行けるコースが分かるだろう

今回は自分にとって良いコースの探し方と、フォームや当て方を治す場合の治すべき条件に関して考察した
指導者がいなくてもシステマティックな卓球を行うためには有用であると考える。