テナジーかテナジーでないか
世の中のラバーを多くはこう分けることのほうが多いだろう
私もこれまで使ったことのあるテナジーがもっぱら64、たまに05で、飛ばないラケットに貼っていました
しかし、今回チャンジーカALCに05、80を貼りいろいろ打法を試してみて気づいた
テナジーこそ最強
ありきたりだが
加えてさらに言えば
テナジーは使い手を選ぶんじゃなく、使い方を選ぶ
私も何度かテナジー挑戦しては難しいと挫折してきたが、ある一点に気づいてからはべらぼうに使いやすく卓球の面白さがさらに出てきた
それは
薄く捉えて振りぬくこと
これまであまり発想として出てこなかったが、スピードドライブを打つとき、多くは強くインパクト、それもラケットにぶつけるとか、当てこすりとか、食い込ませるとか、そうした表現でイメージされる打法をしていたが、テナジーはどうもどれをしても粘着でドライブした時のような強いボールがでない
そこで思いっきり薄くとらえて、早く振ってみた
そしたら、「キョン」とテナジー独特の音とともにボールがギュンギュン伸びていく
いつもアレスやキョウヒョウで吹かさない県3位のホープスの子や、元カデット県チャンプもぼんぼん吹っ飛ばす
苦し紛れの遅くて高いループも吹き飛ばすし、スピードドライブにも対応できない
どうも見た目以上に強いボールがいっているようだ
それで気づいたんですよ、これがテナジーなんだな、って
ほかのラバーだと滑るような打法でテナジーはむしろ理想的なボールが出る
この、他のラバーだと落ちてしまうような打法で入る感覚を、一般的に言うテナジー独特のつかむ感覚、を理解するのがなかなか難しかったようだ
ループとスピードドライブの差はスイング方向の差くらいで、面の角度は同じようでOK
テナジーの良さは力がいらず、食い込ませずというところ
以前ラザンターのレビューをしたときに、あまりふらなくてもいいボールが出る、現代卓球がしやすいみたいに書いたが、テナジーもまさしくそれ
勝手に飛ぶというラザンターの感覚よりかは、ほかのラバーではそんなにかからないはずの打法なのに勝手にかかっちゃって飛ぶ感覚
張本君の小学生の時みたいなコンパクトな手首だけにも小スイングで飛ぶ感じは、ラザンターとテナジーでは全然違う
薄くとればまず入るしかかる
さて、テナジーを使っても全然いいボールがいかない人たち
この方々の多くは厚くとって飛びすぎてることが多いのではないだろうか
テナジーって厚くとるとかからないし、食い込んで離さない感じとでもいうのだろうか
ただそれでもその打法をしたとき、他のラバーではうまく入っていたのだろうが、テナジーでは違う
まとめるなら、非テナジーの打ち方ではテナジーは生きないし、テナジーの打ち方では非テナジーは生きない
しかも常に薄くとる感覚がなければテナジーではいいボールがいかないものの、まずまず薄くとる感覚があるのなら勝手にいいボールがいく
粘着とか、ドイツ系の少し前の世代なんかだと食い込ませてぶつけたほうが俄然いいボールが行く
多分これは死んできたテナジーの性能に近いんじゃないかな
薄くとり続けなければ切れたボールがいかないのがテナジーで、ある程度の厚くとる感じがあるならボールがあれることがあるがいいボールがいくのが非テナジーだから、薄いタッチで戦うか、厚いタッチで戦うかで、試合中のゲーム性が変わってくる
振らなくてもいいのは明らかにテナジーだから、勝手に入るという表現も正しいだろうが、薄くとれば入るのだから振らなくてもよくて労力がそれほど必要とされていない
以上から、
テナジーが使うのが難しいのは勝手にかかるからとかではなく、求められる打球感覚や打法が非テナジーと異なり、調整が必要だから
といっていいんじゃないかな
じゃあどんな打法が必要となるのか、ざっくり解剖学的に言うと、俗にいう面を寝せて前に振るようなフォームが必要
ただ実際に思いっきり前に振っていてはぶつかって吹っ飛ぶから、あくまで薄くとる条件を満たすような、水平屈曲+内旋がメインとなる
水平打法の大島や、ループのボル様のフォームですよね
以前考察した通りです
テナジーユーザーのフォームは人それぞれに見えて本質は一緒なのでしょう
ちょっとあっさりな内容にはなってしまったが、これから出るディグニクスに向けて、今更テナジーのすばらしさに気づくバルサミコでした
注 二週間後には「テナジーは死ぬの早いし使いづらい」と、「粘着性がいい」といい始めること間違いない
世の中のラバーを多くはこう分けることのほうが多いだろう
私もこれまで使ったことのあるテナジーがもっぱら64、たまに05で、飛ばないラケットに貼っていました
しかし、今回チャンジーカALCに05、80を貼りいろいろ打法を試してみて気づいた
テナジーこそ最強
ありきたりだが
加えてさらに言えば
テナジーは使い手を選ぶんじゃなく、使い方を選ぶ
私も何度かテナジー挑戦しては難しいと挫折してきたが、ある一点に気づいてからはべらぼうに使いやすく卓球の面白さがさらに出てきた
それは
薄く捉えて振りぬくこと
これまであまり発想として出てこなかったが、スピードドライブを打つとき、多くは強くインパクト、それもラケットにぶつけるとか、当てこすりとか、食い込ませるとか、そうした表現でイメージされる打法をしていたが、テナジーはどうもどれをしても粘着でドライブした時のような強いボールがでない
そこで思いっきり薄くとらえて、早く振ってみた
そしたら、「キョン」とテナジー独特の音とともにボールがギュンギュン伸びていく
いつもアレスやキョウヒョウで吹かさない県3位のホープスの子や、元カデット県チャンプもぼんぼん吹っ飛ばす
苦し紛れの遅くて高いループも吹き飛ばすし、スピードドライブにも対応できない
どうも見た目以上に強いボールがいっているようだ
それで気づいたんですよ、これがテナジーなんだな、って
ほかのラバーだと滑るような打法でテナジーはむしろ理想的なボールが出る
この、他のラバーだと落ちてしまうような打法で入る感覚を、一般的に言うテナジー独特のつかむ感覚、を理解するのがなかなか難しかったようだ
ループとスピードドライブの差はスイング方向の差くらいで、面の角度は同じようでOK
テナジーの良さは力がいらず、食い込ませずというところ
以前ラザンターのレビューをしたときに、あまりふらなくてもいいボールが出る、現代卓球がしやすいみたいに書いたが、テナジーもまさしくそれ
勝手に飛ぶというラザンターの感覚よりかは、ほかのラバーではそんなにかからないはずの打法なのに勝手にかかっちゃって飛ぶ感覚
張本君の小学生の時みたいなコンパクトな手首だけにも小スイングで飛ぶ感じは、ラザンターとテナジーでは全然違う
薄くとればまず入るしかかる
さて、テナジーを使っても全然いいボールがいかない人たち
この方々の多くは厚くとって飛びすぎてることが多いのではないだろうか
テナジーって厚くとるとかからないし、食い込んで離さない感じとでもいうのだろうか
ただそれでもその打法をしたとき、他のラバーではうまく入っていたのだろうが、テナジーでは違う
まとめるなら、非テナジーの打ち方ではテナジーは生きないし、テナジーの打ち方では非テナジーは生きない
しかも常に薄くとる感覚がなければテナジーではいいボールがいかないものの、まずまず薄くとる感覚があるのなら勝手にいいボールがいく
粘着とか、ドイツ系の少し前の世代なんかだと食い込ませてぶつけたほうが俄然いいボールが行く
多分これは死んできたテナジーの性能に近いんじゃないかな
薄くとり続けなければ切れたボールがいかないのがテナジーで、ある程度の厚くとる感じがあるならボールがあれることがあるがいいボールがいくのが非テナジーだから、薄いタッチで戦うか、厚いタッチで戦うかで、試合中のゲーム性が変わってくる
振らなくてもいいのは明らかにテナジーだから、勝手に入るという表現も正しいだろうが、薄くとれば入るのだから振らなくてもよくて労力がそれほど必要とされていない
以上から、
テナジーが使うのが難しいのは勝手にかかるからとかではなく、求められる打球感覚や打法が非テナジーと異なり、調整が必要だから
といっていいんじゃないかな
じゃあどんな打法が必要となるのか、ざっくり解剖学的に言うと、俗にいう面を寝せて前に振るようなフォームが必要
ただ実際に思いっきり前に振っていてはぶつかって吹っ飛ぶから、あくまで薄くとる条件を満たすような、水平屈曲+内旋がメインとなる
水平打法の大島や、ループのボル様のフォームですよね
以前考察した通りです
テナジーユーザーのフォームは人それぞれに見えて本質は一緒なのでしょう
ちょっとあっさりな内容にはなってしまったが、これから出るディグニクスに向けて、今更テナジーのすばらしさに気づくバルサミコでした
注 二週間後には「テナジーは死ぬの早いし使いづらい」と、「粘着性がいい」といい始めること間違いない
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