はじめに、
最近しろのさんに「3Hit理解できました!」と記事をあげて頂き嬉しい反面、「全然わかんないよ!」とコメントを頂いたりと理解できない人もいると言うことで、どうも記事を書くのも難しいなと思うところ。

簡単に説明すればするほど、教えたいことが曲解して伝わってしまうことが多く、なるたけ伝えたいことが伝えたい内容でしか伝わらないようにテクニカルタームを使って意味を縛って書くのですが、その結果として理解し難い文章になってしまうようです。

評論文や論文なんかも素人が見たら、言葉も分からず読みづらくて何を言いたいかわからないですよね。
受験なり大学でそうした文章に親しみのある人は、そうした難しい文章ほど伝えたい内容だけ伝わるように書かれていて、かえって意味が取りやすく読みやすさがあると思っているでしょう。

当ブログはそうした硬い文章ほど推敲はされてはいませんから、誤解が生じるような文面や、複数の解釈が出来る文面もあるかと思います。

例えば、
「肘を曲げないようにして前腕を使う」
という表現をされた時と、
「肘の屈曲運動をせずに、肩関節内旋を行う」
と言われた時とではどちらが具体的で誤解が無い表現だと言えるでしょうか。
私は、前者の方が多様な解釈が出来て意味がわかりませんが、後者の方がその運動さえ知っていれば具体的でわかりやすいと感じます。もし前者の方がわかりやすいならばそれはエスパーか何かでしょう、、

しかしてこの文章においても、フォアとバックのどちらにおいてなのか、右の話なのか左の話なのか情報が足りませんから、細かい情報まで書かなければ様々な人に正しく伝わらなくなるでしょう。
こうして情報をモリモリにしていくと結果的にボリュームがありわかり辛い文章へとなっていく、と。



しかしこれはブログ、読者さんとのコメントにて双方向性のコミュニケーションが取ることができます。
わからないことは尋ねて頂ければ一緒にお考えしますし、よりわかりやすく説明することも可能です。多分。


ということでスタンスを明らかにしたところで、今日はわかりやすい動画の紹介をさくっと。


股関節の解剖

上記動画と記事を合わせてみて欲しいのですが、

動画内で「折る」と表現している、おしりを出す姿勢が股関節屈曲運動ですね。
ただこの足幅だと屈曲を大きく入れねば低い姿勢を取ることができず、自然と伸び上りが生じる辛い姿勢になってしまうため、肩幅より広めのスタンスをとる=股関節の外転を用いた方が屈曲を大きく入れなくても楽に姿勢が落とせるかと。

動画内で腰をねじると表現しているのが、内外旋の動きですね。
分かり辛いですが、右股関節外旋+左股関節内旋です。

解剖学的な解説は無くとも、そのエッセンスは含まれるいい動画ですね。