フォアサイドにドライブをして、自分のフォアに返球された際、フォアサイドとミドルに一本ずつ送り、比較して有効だった方をし続ける。
解説:
フォアサイドに振られた際、A.割と真ん中に戻るタイプと、B.少ししか戻らないタイプの2通りがある。
故にフォアサイド→フォアサイドの順がこれ以上なく効くタイプ(A)と、フォアサイド→フォアミドルの順がこれ以上なく効くタイプ(B)があると言いかえられる。
性格的にも両方を使い分ける人ってかなりの少数派。
というのもAは指導の一環として仕込まれたもので癖として染みついている為に「なぜ」があまり意識されていない。動けば正しい、そんな潜在意識がある。一方、Bは楽したいからやっている場合が多いし、実際フォアサイドを続けて狙われることの方が一般レベルの大会では多い。
フォアサイドを狙われ大きく動かされた状況下で咄嗟に出るのは意図した動きというよりも無意識な動き。だからこそ性格的なものや、練習で仕込まれたものが出やすい。
もしAもBも双方の動きが出来る人がいるなら、かなり相手のことを見えている選手(フォアサイドの次はフォアサイドを狙ってくると読みを入れることができる選手)か、ベンチの指示がある選手。
ジュニアのトップ層の試合を眺めていても、やはりAとBの2つに分かれており、3手詰に引っかかる選手が多い印象がある。
といってもやはりその人の普段練習する環境に依存することが多い。
私なんかは後輩に2度サイドを狙われることが少ない為にサイドをケアするように見せて意識はミドルにあったりするし(どっちづかずで結局取れないことの方が多いですが・・)
環境をメタって部活ではストレートを狙うよう指導し、後輩が指示通りに狙い刺さる場面も多々見てきた。
題で一応場合分けの含みを持たせた表現をしては見たが、フォアサイド後はフォアミドルの方が個人的にはオススメ。
コメント