2:54~くらいからの馬特の足運びに注目。
最初の2歩で落下地点に寄ってボールが来るまで動作を緩めるのが印象的。
卓球の場合落下地点で待つ競技でなく、打球点で待つ競技な為、動作を徐々にゆるめて待つよりもテイクバック→狙いの動作まで加速しながら打球点に近づくことが多い。
この動画では、バドミントンにおけるヘアピンをロブで処理するような足の運びと、カットマンのストップや短いツッツキ処理の足の運びが重なる印象を受けた。
それもそのはず打球点で待つよりも、ボールが頂点を過ぎた後の落下点を拾うようなプレーは卓球ながらにしてバドミントンのヘアピン処理のようなニュアンスがあるからだ。
いつもであれば、使っている筋肉や運動が似ているから、他の競技の動作を卓球に輸入していたが、今回は運動も同じだが、目的も同じ。
どのスポーツであっても、目的が同じ運動なら参考にすべき点はあるだろう。
「落下地点で待つ足の運び」に関してはバドミントンの方が多用され、研究が行き届いていることだろう。
さて、今回はカットマンの短いボールの処理にバドミントンの動作を見たが、他にも落下地点で待つ技術は卓球にあるのではないだろうか。
一例を挙げれば持ち上げる為のチキータ、回転量の多い低いループなんかが挙げられるか。
回転量の多い低いループなんかは高い打球点でブロックするだけだとアドを奪われることになるし、理想を言うなれば打点を落として低くループ仕返したいところ。
具体的な方法はわからないがアイディアとして、打点を落とす際意識することに動作を緩めるフットワークがあってもいいかもしれない。
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