1ゲーム目

マロンのフォアをどう処理するか、マロンのバッククロスをどう処理するか、一見当たり前のようだが、強力な二つの筋を丹羽は攻略しなければならない。

フォアに対しては自分がイメージした強打を貰えるような球質変化、バッククロスに対してはフォアクロスカウンターで対応。

だがどうしても浮いてしまうレシーブと、チャンスボールに対して微妙にミスしてしまう。

浮き球処理さえ完璧ならジュース以上は望めただろうが、これもまた期待値プレーの性。
上振れすれば勝負できる。次ゲームで期待値はどちらに転ぶのか。

2ゲーム目
2-1で見せた無理矢理ストレートへのカウンター。滑るような低弾道ドライブはマロンに有効。
続く3-1でも得点。
7-2でマロンは最大の悪手を放つ。連打で得点すればいいものを、丹羽に曲芸プレーをさせるような前後の揺さぶり。
お蔭で丹羽はノリノリ、マロンは微妙な感じに。
丹羽の得点源の多くは回り込みからの展開。
次ゲームは回り込みを嫌い、丹羽のフォア前狙いもしくは、長いツッツキからカウンター狙いをマロンがするか。

3ゲーム目
マロン肩故障している?そう思わせるミスがところどころ。
だがそんなこと言っていられないくらいに丹羽がキレキレに。
声を出し始めてからマロンの球質が一変する。
先に強打し始めてからの展開があまりにマロン優位すぎる。
受けの緩手がマロンから見られない。
ギアが入ってしまったマロンを倒すには、回り込んだ際にミドルになる位置を狙うくらいしかないのでは。。マロンが強すぎる。本気だ。

4ゲーム目
1-1で滑るようなカウンタードライブ炸裂。やはりこれが焦点か。
この辺で地震が来る。フェリーの上かと錯覚した。
サービスの回転量、レパートリーがぐんとあがるマロン。
だがそれに対し対応できた際、レシーブのバリエーションも増えるということ。結局はトントンか。
3-3から2連続で丹羽の打ちミス。やはり三球目の打法は新しく身に付けたものなのか、微妙なミスが出る。
3-5
ここでタイムアウト。絶妙か。レシーブでフォアにツッツキか、それとも回り込みを催促するか。
読み切られたマロンのハーフロングのサービス。

それ以降は早攻めをしたがる丹羽。それもそのはず、展開を読み切られて、全球カウンターできるマロンがあまりに脅威だったのだ。試合終盤には丹羽は封じられてしまう。


試合を通して、
本気になったマロンのサーブに対して、丹羽がどれだけレシーブをうまくできるかが論点となった。
出たら終わり、浮いても終わりの状態でのレシーブのプレッシャーはあまりに大きい。
下がってビックラリーすれば劣勢となる縛りと、下手にループさせればカウンターできず終わらない攻めを浴びせられるという縛りがあまりに強烈。


前半は駆け引きで勝負する丹羽、受けて勝ちたいマロンから攻めたいマロンといった構図だったが、後半は攻めを押し付ける丹羽と、駆け引きで上を取ろうとするマロンの構図。

情報が揃ったマロンの強さはもう人外かとも思える。

どうしたらマロンに勝てるのか私にはさっぱり思いつかない。

小学生並みの考察としては、「ボールをニッタクにしたらいいんじゃないか」くらい。

あれだけ降りてきてる丹羽が、第4ゲームにボコボコにされるなんて想像もしてなかった。

水谷が張本に白旗を上げた全日本も相当にショックだったが、この試合も負けずとショック。

丹羽君にはなんとか立ち直って欲しいと切に願うばかり、、、