※あまり考察が進んでいないためあくまで仮説。医学生とか解剖学を触っている人向け。なんか間違っているかも、と思われた際は仮説なので大目に見て下さい。間違いなく、勉強不足記事です。

初めにまとめ
・上腕前面の筋肉と後面の筋肉は逆の働きをする。
・スイングで効かせるべきは前面の筋肉、バックスイングで効かせるべきは後面の筋肉
・筋肉が効いている(収縮)ときは筋肉は硬くなる。




初心者二人に教えていて、どうもフォアでつまづきやすく、癖として付いてしまうのが面を開けないこと。
どうも肩肘を引いて、来るボールに対する垂直面を作れない。

打法的観点からとか、飛ばさない打ち方からとか入ってもできる子、できない子がいるみたい。


そこで体の問題なのでは、体の硬さであったり、筋肉量が無くてその姿勢を維持できないのではないかということで、実際に使う筋肉はこのあたりだよーと教えてみることにした。

上腕二頭筋とか上腕三頭筋とかどっちがどっちで、神経支配すら忘れてしまったということで、この際wikiで簡単にまとめてみた。

上腕二頭筋・・・力こぶ。上腕前面
wiki的には、力は回外時>>回内時と、回外時の方が入りやすい。

上腕三頭筋・・・起始部が三つ、上腕二頭筋の拮抗筋。上腕後面
筋肉量としては二頭筋よりも多い。
太い腕を作るには、筋量の多い三頭筋を鍛える方が近道→意図的に鍛える、意識している場合は個人差が出やすい?

上腕二頭筋、三頭筋がそれぞれ肩・肘のどのような運動に関与しているか理解した方がわかりやすいのだろうが、如何せん私が勉強したくないので、個人でお願いします。。

ただ筋肉が硬くなってたら収縮しているし、たるんでたら弛緩している。
これだけでどの運動で上腕前面、後面のどちらが効いているかはわかると思います。



さてクイズ。

フォアハンド、バックハンドではどちらが収縮する?










A.どちらも肘を曲げる系の運動なので、力こぶができる上腕二頭筋



だけだと間違いではないか、というのが今回の論旨




というのも、上腕二頭筋ばかりに目がいっているせいで上腕三頭筋がおろそかになりがち。
私自身も春頃まではそうだった。


そもそも筋肉は収縮→弛緩、弛緩→収縮をするもの。
上腕二頭筋が収縮したら三頭筋は弛緩するし、その逆もまた。
ということは、簡単に考えて、二頭筋だけを意識するよりも三頭筋も意識すればスムーズかつ力強い運動をすることができる。
さて、実際のスイングで使う筋肉は二頭筋ではあるが、反対の三頭筋を使う(収縮させる)場面はどこだろう。


答えはバックスイングである。



フォアハンドにおいて、とりわけ肩を開くようなテイクバック、面を開いて維持する際に使う筋肉は、上腕二頭筋も勿論だが、上腕後面、つまりは上腕三頭筋も必要。

肩が効いているなと思えるようなテイクバックを取れた時、肘の屈曲は小さく、上腕二頭筋は弛緩、加えて回内位で上腕三頭筋が効く条件を取れている。


また、バックドライブでよく回外固定の面が流行っており、加えて前方向のスイングをする選手と、高速卓球にもとづいた面を開き上下方向の最小スイングのスピードで飛ばす選手の2タイプがいると分類している。

前者においては解剖学的に回外運動~回外位は上腕二頭筋の収縮、つまりはバックドライブの運動を強くするようで、実に論理的に正しいよう。



ということで、スイングを教える際は、ここの筋肉を使おうね~とピンポイントで片方しか教えてこなかったが、しっかり教えるならば二つの筋肉の運動であることを教えた方がよさげ。

加えて二頭筋、三頭筋を意識的に使おうとすれば後ろから前のスイングはしづらくなるし、ボールとラケットの距離を詰める際は肩を使わなければいけない条件が加わるだろう。



これ以上深く考察してしまうと、私も3時間くらい勉強しなければいけなくなりそうなので撤退するが、本格的に解剖学的に正しいスイングを作りたい場合は、関節運動に加えて、その関節運動に関わる筋肉はどこかまでまとめておくといいだろう。


ということで今回のまとめとしては

・上腕前面の筋肉と後面の筋肉は逆の働きをする。
・スイングで効かせるべきは前面の筋肉、バックスイングで効かせるべきは後面の筋肉
・筋肉が効いている(収縮)ときは筋肉は硬くなる。

以上。