「初期アレスブルースポンジは最高のラバー」
何度も私がこのブログで書いているが、次のロットはかなりの不良品。
WRM社の対応として代替品が先日送られてきた。

ぱっと見でシート側に反っていて、はずれロットとは真逆。
もうこの時点で当たりロットだな、と確信した。

実際に封を開けてみると、色合いが明らかに濃く、シートスポンジ込みで若干柔らかいもののコシを感じられる。
またスポンジに「SWORD省队特供 」という印字があり、省チーム用?という意味合いか。
SWORD社がしこたま本気で作りましたよというアピールがされている。


和の極み煉に、初販のアレスと代替品のアレスを貼って試打してみた。

詳細レビューは過去記事参照。
とりあえず二つの比較だけ。
といっても一言。
「全ての性能が代替品として送られてきたアレスの方が良い」

ぶっ飛びながら弾道低くて、沈み込みが強く、引き合いで優位に立ちやすい。
前陣でも球持ちが良すぎてミスすることもしばしば。褒めすぎかもしれないが、テナジー05+ブラッドウッドでしたような球持ち良すぎミスをフォアで連発。

普段死んでいるアレスとラザンターで楽に卓球をしていたのもあるかもしれないが、それにしても球持ちがあまりに強い。2時間打ってドライブをしていてネットミスをした記憶が無い。

粘着でネットミスしがちな詰まった際のドライブ処理も、球持ちが良すぎてオーバーミス。
飛ばしてミスしたかと思えばフォア前のストップであまりに飛ばな過ぎてネットを越えなかったり。

ここまで使い手に依存する高性能ラバーでは無かった。

かつてのアレスの方が明らかにマイルドだったし、今回送られてきたアレスは明らかに使うのが難しい。これこそブルースポンジと呼んで差支えない性能。


触った感じは柔らかいのに、打ってみるとコシがある。飛ばすつもりになればどこまでも飛ばせる。
キョウヒョウ3-50ハードくらいのラバーだったアレスとは全くの別物。
正直なところ、ここまで性能が高いとなると練習をしないと扱いきれない。
嬉しい悲鳴と言っていいかもしれない。


多分粘着が落ちてきて弾みも落ちてくれば私も楽々使いこなせるのだろうが、開封当初の性能はバリバリ打ちこんでる人向けのスーパーラバー。


しかして、今回はたまたま私が大当たりを引いた可能性も否定できない。

今後も外れロットなるものが出てきたら、私のレビューそのものが嘘八百になってしまうのが痛いところ。

アレスは猛プッシュできる仕上がりの一枚。
もし興味を持ち、買われる方が当たりを引けますよう、お祈り申し上げますm(_ _)m