※ 上げそこなった記事を書き足して上げています。当時の気持ちをそのまま思い出して追記しています。


【漫画全巻セット】【中古】ONE OUTS(ワンナウツ) <1〜20巻完結> 甲斐谷忍【あす楽対応】
【漫画全巻セット】【中古】ONE OUTS(ワンナウツ) <1〜20巻完結> 甲斐谷忍【あす楽対応】 

去年の卒試終わりくらいからか、夏の大会くらいまでにどっぷりハマっていたのがこの漫画、ワンナウツ。

ライアーゲームの作者の野球のお話なんだけど、かなりの心理戦と頭脳戦。

「お前普通に野球やれよ、、、」

とツッコミを入れたくなるほどにおしゃべりばかりの作品ですが、作中での意識を向ける為の餌まきから、出し抜くまでが結構参考になるんですね。
それこそ「システム」と呼んだうちの女子に仕込んだダブルス向けの戦術も、ワンナウツを読んでから2重3重の罠と狙いを含ませることが出来たくらい。
(大会期間中寝ずにずっと読んでましたからね、、、当時ジャンプ+で無料配信してましたから)

マンガなのに、いや漫画こそ筋が通っていてロジカルな作品が多いよう思えるが、「考え方を勉強する」のにはいい教材か。

面白かったエピソードは様々あるが、例えば

最強の抑えピッチャー。カーブが強いが、カーブは来るとわかりさえすれば打てる。だがカーブとストレートどちらが来るかわからない。だからプレー中にタイムをかけてそのピッチャーバッテリーに聞こえるようにコーチが「あのピッチャーはカーブを投げる時にグラブを開く癖がある」とバッターに伝令。
それが聞こえたバッテリーは「カーブを投げる時にグラブを閉じる」ようになる。
だが、コーチは「あのピッチャーはカーブを投げる時にグラブを開く癖がある」と言った直後、訂正し「あのピッチャーはカーブを投げる時にグラブを閉じる癖がある」と言い直し、カーブを投げる際に癖が無かったそのピッチャーに癖を作った。


これって実際に試合でも使える考え方ですよね。
カーブがばれないようにグラブを閉じることに専心することで安堵し、そもそも自分を顧みること、なぜ相手が聞こえるように言ったのかを考えることを放棄した。

つまりは、人は何かを注意しようとすると、何かがおざなりになる。
それも自分に不利益が起きないように工夫しようとなると、より周りは見えづらくなるもの。
卓球でも自分があまりに不利な展開を押し付けられるとそればかりを気にして、他の展開に対応できなくなるものですよね。

フラン氏の卓球なんかがまさにこれを利用していて、不利展開を押し付けた際に敢えてバリエーションを持たせて心理的に追い詰めていく、それもそういった局面では自分にとってノーリスクな展開しか押し付けない。ただアドを広げていく。(この辺の心理戦の肝もいつか彼がブログで挙げてくれるかと。)


この類の漫画はただ読むだけだと「渡久地スゲー頭いいー」「ありえねー」で終わってしまいます。
読み込んで「何が主題で教訓とすべきことは何か」を考えて読めばしっかりとした教科書となるでしょう。

他にも面白いエピソードは様々ありますし、考え方とか視点とかをそのままもらってきて昨夏の大会で動員したものも多々あります。。

今回はほんとにこの漫画を薦めるだけで終わりますが、それだけ推したい漫画ってことです。

ぜひ、ブックオフやらネカフェとか行く機会がありましたらちょっと読んでみて下さい。
私のブログを好んで読んじゃうもの好き読者さんは、ハマること間違いなしだと思います。