どんなに簡単な試験でも気を抜けない卒業試験シーズン後半が再び始まりました。
「まあ余裕でしょ。みんなそんなに勉強してないって」と手を抜き、追試になるのは楽観主義者。
私も後半からは人並にやろうと決心したところです。
それ故に試験終わりにはどっと疲れ、何もしたくなくなる。・・・また三日後に試験があるのに。
どんな息抜きをしてもどことなく疲れを感じやるせなくなるところ。
何か美味しい料理を食べてやる気を出そうとするも外食に行くのがめんどくさい、自分で作るのも行程が多いのもやりたくない。
体を元気にするよりも、心を元気にしたい。
そん時見つけたこの動画、ちょっと元気を貰えます。
大阪大の永田さんと新潟大の佐藤さん。
大阪大の永田さんは全く面識は無い者のたびたび動画でヒットする為試合動画は何試合か見たことがありました。山形出身で杜若高校に行った齋藤君に勝ってる動画を見て衝撃を受けました。
ミート系のぶち抜きをfinishに、押し付けるプッシュ系のバックでアドバンテージを取っていくタイプ。
サーブのリズムも独特な為、最初は皆吹かし気味になりますね。
自分の卓球を相当に研究し、やることを絞って練習している雰囲気をひしひしと感じますし、試合内容もいい。徐々に対応し、対策を作っていく様子が見て取れます。
対するは新潟大の佐藤さん。
お兄ちゃんにルックスがどことなく似てますし、卓球も似ている。
「この技術が凄い」ということは無く、どの技術もそつなくこなすように見え、よくよく見ると催促→ブロックの展開が多彩。
一度ブロックをし始めたら中陣から腰を落として質の高いボールで粘る。バックはバリエーションが豊富で、相手が強く打てず、我慢大会を嫌がってフォアにコースを集めると、それこそが読み筋だといわんがばかりにフォアで厳しいコースにカウンターしづらいボールを集めていく。
こんなんされたら強いボールでぶち抜くか、バックを潰すかしなきゃいけないのに、ただ繋いでいると相手の催促→カウンターブロックの餌食になる。
一言で言うならば、「フィジカルのあるおっさん卓球」頭がいい卓球をしています。
こんなド派手な展開というよりも、ラリー構成で点を取るタイプの二人が対峙したとあっては、試合内容も対応に次ぐ対応。
お互いのパフォーマンスも元気が良くていいし、徐々に永田さんが追い上げてどちらが勝つかわからないように見えて、実はどんどん追い込まれていた、そんな試合内容も興味深い。
佐藤さんが最後の決めポーズをする姿も、お兄ちゃんを彷彿とさせる可愛い仕草。
もうこれは最初から最後まで作品として仕上がっているね。
大阪大学卓球部さんはいい仕事とした。
とまあ全体的に私はほっこりした試合動画。
是非とも見てみて下さい。
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