前回記事:スパイラル打法?では、まさコーチの指導をよりわかりやすくなるように付け加えた。



それを元に独自に張本式を解析し、今日後輩に教えたので、その内容をまとめておく。


ステップ①
意識するのはまず回内位。

回内位は基本的に面を開き、力が乗るように作ったうえで、そこから面が変わらないようにする意味合い。それ故回内は意識的にきつめにやってもらいたい。
回内状態で面固定した際無意識にいればラケットヘッドは上を向いてしまう。
必ずシェークであれば尺屈も付け加えたい。

ステップ②
打点は高いところ。

頂点であるのが理想だが、基本的にぶち抜きフリックを使いたいのは相手のボールが浅くとまるとき。
そうでないならミスもでやすくなかなか難しいだろう。
まずは高くて浅くて、止まっているところを打ちたい。それ故に頂点~やや後ろ。
チャンスボールだな、と判断したら肘をやや曲げている状態で、ラケットとボールの高さを同じにして打点に入る。
3Hitとまでは言わないが、それくらい近くまで手を伸ばして入りたい。

ステップ③
スイングは横に振る。

前に振っても別にいいのだけれど、その際にどこをどう使って前に振っているのか理解できていないと、ミスをした際修正が効かない。よもや感覚だなんて言い始めていては上達の機会を失う。実践で使いづらい。

まずは前に振らない意識で、面が開いているのだから、まずは橈屈+20度程度の肘の屈曲+肩ー上腕の内転運動で横にスイング。
スイングイメージを忘れてしまった場合は、上のリンクから想起されたい。




総じて気にすべきは、引き付けてラケットとボールの高さを合わせて、感覚に頼らないこと。





これをベースにみうちゃん式フォアハンドドライブ、ループも教えたが、基本的には肘の位置が自分の臍より後ろになれば大方同じになる。

肘の屈曲が150度くらいから、屈曲させながらインパクトすればスピードドライブ。
肘の屈曲が110度くらいから、屈曲させながらインパクトすればループドライブ。
屈曲を意識せず、まっすぐふった場合はストレートにスピードドライブになる。



以上まとめでした。