まず以下の動画を見て欲しい
ドライブの回り込みを速くする&スマッシュの手打ちを治す方法
少し前のぐっちぃ氏の指導動画である。
たまたまオススメ動画に出て来たのでぼけーっと見ていたらなかなか面白い動画。
独特の言い回しで指導した子が皆上達している。
アドバイスが上手だなぁ、と感心したところだが、妙に気になる点が。
あくまで予想ではあるが、この子達は二週間くらいしたら案外できなくなってる気がする。
といってもこの動画外でこの子達が感覚を言語化なり、ノートなりにまとめて忘れないような努力をしているなら話は別。教えっぱなしの場合は多分できなくなってる。
そう思う理由は指導があまりに感覚的すぎて、具体的な表現・チェックポイントが存在しないことがあげられる。
感覚的な指導のいい面としては、教わったその日その瞬間は覚えていられるが、感覚が徐々に遠のくにつれ、思い出すことは難しくなってしまうこと。
その日の感覚なり、動きなり、気にすべきことなりを自分の言葉で残しておかないことにはなかなか残りにくい。
動画の一番最後の子なんて、入ってるからいいものの、ぐっちぃ氏の教えたいポイントである振りを小さくすることを全くできていない。
それどころか言ってる内容を理解できていない。
一番理解しておいた方が汎用性の高い要素を理解させるための手順がいくつかかけている。
オーバーミスをするならば、オーバーミスをする理由を説明した後に、飛ばないように打つ方法と飛ぶようにして打つ方法。また、絶対に飛ばない方法(3Hit的な)を説明してから、バックスイングを取らないようにして打つといいよと教えた方が理解しやすい。
如何せん相手が中学生でそんな詳しい説明をされてもわからないだろう、と思われるかもしれないが、私自身もそう思う。
しかし、それをかみ砕いてわかりやすく教えるのが指導者であるというのだから流石にチャレンジしなければならない。
私の持論ではあるが、スポーツを論理的に教えようとした際相手が本質ごと理解してくれるかどうかは、単純に聞き手のモチベーションや、イメージ力に左右されると考える。
勉強のできる頭のいい連中で経験者、初心者に教えるのと、高校生に教えるのと、でも手ごたえはさほど変わらない。
勉強できるから論理的に教えれば理解できるでしょ
と教えたところで、それを実学的活用ができなければ一旦は理解されても応用され、実際に使われることの方が少ない。
聞いたことから連想して、どういった条件で使えてどういった条件で使えないかを想像するスキルがあれば話は別。
卓球をしなくとも実践できるわけで、要は頭の中で卓球をできるイメージ力がある人間であればアドバイス一つで大きく変わることができる。
空想卓球ができる人、自分のフォームを頭の中でイメージできる人が私の周りにちらほらいたのもあって、卓球研究が進み、アドバイスを空想卓球ができない人に教えるようになって初めて誰もがイメージできるわけではないと気付いたわけだ。
はて、イメージできない人を教えるにはどうすればいいか。
イメージできない人にイメージできるように仕向けるにはどうすればいいか。
これに関する答えは今のところ持ち合わせていない。
というのも、私自身想像・妄想大得意、大喜利させたら止まらなくなるし、先生やら教授やらに質問をされても怯むことなく答え続けるタイプだし。
卓球が強い人なら何かしらの卓球のビジョンがある。
それか、工業高校出の強い人なんかは、いっちゃあれだが勉強をしてこないから論理も弱いしボキャブラリーも乏しい。
ビジョンも「出たら打つ」「頑張る」程度と抽象的で、具体性に乏しく私は真似できないと常々思うが、それにしても勝つ為の筋を十分に持っている。
実はここに卓球の上達の秘密が隠れている、というのが今回の論旨だが如何せん長くなってしまった。
後日、続きを書こう。
ドライブの回り込みを速くする&スマッシュの手打ちを治す方法
少し前のぐっちぃ氏の指導動画である。
たまたまオススメ動画に出て来たのでぼけーっと見ていたらなかなか面白い動画。
独特の言い回しで指導した子が皆上達している。
アドバイスが上手だなぁ、と感心したところだが、妙に気になる点が。
あくまで予想ではあるが、この子達は二週間くらいしたら案外できなくなってる気がする。
といってもこの動画外でこの子達が感覚を言語化なり、ノートなりにまとめて忘れないような努力をしているなら話は別。教えっぱなしの場合は多分できなくなってる。
そう思う理由は指導があまりに感覚的すぎて、具体的な表現・チェックポイントが存在しないことがあげられる。
感覚的な指導のいい面としては、教わったその日その瞬間は覚えていられるが、感覚が徐々に遠のくにつれ、思い出すことは難しくなってしまうこと。
その日の感覚なり、動きなり、気にすべきことなりを自分の言葉で残しておかないことにはなかなか残りにくい。
動画の一番最後の子なんて、入ってるからいいものの、ぐっちぃ氏の教えたいポイントである振りを小さくすることを全くできていない。
それどころか言ってる内容を理解できていない。
一番理解しておいた方が汎用性の高い要素を理解させるための手順がいくつかかけている。
オーバーミスをするならば、オーバーミスをする理由を説明した後に、飛ばないように打つ方法と飛ぶようにして打つ方法。また、絶対に飛ばない方法(3Hit的な)を説明してから、バックスイングを取らないようにして打つといいよと教えた方が理解しやすい。
如何せん相手が中学生でそんな詳しい説明をされてもわからないだろう、と思われるかもしれないが、私自身もそう思う。
しかし、それをかみ砕いてわかりやすく教えるのが指導者であるというのだから流石にチャレンジしなければならない。
私の持論ではあるが、スポーツを論理的に教えようとした際相手が本質ごと理解してくれるかどうかは、単純に聞き手のモチベーションや、イメージ力に左右されると考える。
勉強のできる頭のいい連中で経験者、初心者に教えるのと、高校生に教えるのと、でも手ごたえはさほど変わらない。
勉強できるから論理的に教えれば理解できるでしょ
と教えたところで、それを実学的活用ができなければ一旦は理解されても応用され、実際に使われることの方が少ない。
聞いたことから連想して、どういった条件で使えてどういった条件で使えないかを想像するスキルがあれば話は別。
卓球をしなくとも実践できるわけで、要は頭の中で卓球をできるイメージ力がある人間であればアドバイス一つで大きく変わることができる。
空想卓球ができる人、自分のフォームを頭の中でイメージできる人が私の周りにちらほらいたのもあって、卓球研究が進み、アドバイスを空想卓球ができない人に教えるようになって初めて誰もがイメージできるわけではないと気付いたわけだ。
はて、イメージできない人を教えるにはどうすればいいか。
イメージできない人にイメージできるように仕向けるにはどうすればいいか。
これに関する答えは今のところ持ち合わせていない。
というのも、私自身想像・妄想大得意、大喜利させたら止まらなくなるし、先生やら教授やらに質問をされても怯むことなく答え続けるタイプだし。
卓球が強い人なら何かしらの卓球のビジョンがある。
それか、工業高校出の強い人なんかは、いっちゃあれだが勉強をしてこないから論理も弱いしボキャブラリーも乏しい。
ビジョンも「出たら打つ」「頑張る」程度と抽象的で、具体性に乏しく私は真似できないと常々思うが、それにしても勝つ為の筋を十分に持っている。
実はここに卓球の上達の秘密が隠れている、というのが今回の論旨だが如何せん長くなってしまった。
後日、続きを書こう。
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