(常時トップ記事。2017/3/10著)
2ヒット説といえば耳に覚えがあるかもしれない
発がんは遺伝子異常によって起こり、二つの遺伝子が~とか言われるもの
そんなものはどうでもいい
今回は誰も気付いていない、卓球の全ての技術に関連して、最も安定する条件を紹介したい
私は3Hit Theoryと名付けたい
3は二つの意味を持たせている
まず一つ目、スイングはラケットとボールを3cmに近づけてから。
もう一つは3つの条件があるその3つは以下の通り
・上記の3cmの条件。3cmはボールとラケットの距離。これは直線距離であり、接線方向の距離に限らない。下から上に垂直方向の距離を合わせ3cmの条件を満たすorラケットを前に近づけ、接戦方向の距離を短くする
・ラケットをボールの下から入れて、下をかけたいなら下に振る、上をかけたいなら上に振る、横をかけたいなら横に振る、ナックルなら適当に。
・前に振りながら3cmを近づけてはならない。ボールの接線方向に対して垂直のベクトルの力を加えるスイングをインパクトの3cm以前に行ってはならない
これらをまとめて3Hit Theoryとする
さて、なぜこの技を見つけるに至ったかと言えば、ふと段位持ちの選手の技を思い出したからである
東北学生チャンピオンの得意技である高速ツッツキ、山形の段位持ちの選手の台上の高速スマッシュ
一目違う技術のように見えてこの二つには明確な共通点があった
それは、台上技術である点と、ボールにラケットを近づけてから「思いっきり」打つ点である
主に思いっきり打って入る技術というものは卓球にはない
なぜなら思いっきりというと、体の前にあるボールに対し、バックスイングをとってから体から離れた位置に向かってあてに行く
先ほどの表現は誤解か、入る技術で「あることも」ある
それが常に、普遍的に入るものではない
思いっきり打って普遍的に入るとすればほぼ台上技術
ぶち抜きチキータの説明が色々あるが、本質はそこじゃない
直前まで前に振らないこと、ただこれだけである
たまたま満たしていれば入る、ただそれだけ
3Hit theoryが全ての技術において満たしている選手が世界のトップで活躍する選手である
これらに注意して動画をみているとどの選手もできているかといえばそうではない
多くはミスをするときは前に振ってしまっている
さて、ここで弾くとかけるの話をしよう
台上で3hit theoryを用いてフリックする際に「弾く感覚がないんですよね」
と言われた
弾く、かけるを感覚と理解しているようでは、本質にはたどり着けない
全てにおいて弾くことも、全てにおいてかけることも不可能となる
たまたま条件を満たすことを覚えた人が、無意識にやっていないと入らない
打球直前、打球直後のラケットの位置関係から定義するならば、
弾く場合は3cm前から、打球直後までラケットの面は変わらず、接線方向に平行かつ、垂直方向に変化のないラケットワークが必要である
かける場合は打球直前から、打球直後までラケットの面の移動が起きず、垂直方向にて上方向のラケットワークが必要である
これらが基本原理として存在しているとする
これを実演していくとこれまで弾く感覚がある人はより強いボールを、かける感覚がある人はよりかかるボールを打つことができた
敢えて今感覚という表現をしたが、卓球の感覚というもののほとんどは打球前から打球後のラケットワークと加わる力を分析していくことで再現性を保つ、非感覚的なものと定義できる
チキータ、リフト、フリックといった技術は、3 Hit Theoryを守り、打球直前と打球直後のラケットワークを変えるだけで安定し、威力を増すことができる。
それらをくだらない表現を信じ、理想のミートポイントから離して安定性を欠いているものがあまりにも多い
多くの指導動画も大体が間違っている、というより一番大事なところを話せていない
一番大事なのは、敢えて感覚的にいうならばあたってから振ること、これは全てにおいて言える
さて、なぜ3cmかを説明する
3cmであることに正直理由はない
なんとなく音がいいからである
ただ、ボールとラケットまでの距離が3cmくらいまで待つとなると、どう振ろうが押す力を伝えてネットミスが起きないのは実験的にわかったのだ
別に10cmくらいまでは許容範囲と思われる
ただ実際そこまでひきつけているかと言われればそこまで意識したことはないだろう
10cmまで近づくまで待つ
こう一言言っても、実際は自分が近づいて前に振らないようにしてから振る場合や、本当にくるまで待つ場合もある
さてこういった意識で動画を見てみるとどうだろうか
プロは本当に待つのが上手い
その一方で待てていない時に決まってミスをする
プロでさえ、待てない時にミスをするのだ
我々レベルで3hit theoryに準じて待ちオールをし、全て安定してはいるようになったとき
本当に強く、また、上級者の感覚と世界が見えてくるであろう。
あくまで類推、私上級者じゃありませんので。
2ヒット説といえば耳に覚えがあるかもしれない
発がんは遺伝子異常によって起こり、二つの遺伝子が~とか言われるもの
そんなものはどうでもいい
今回は誰も気付いていない、卓球の全ての技術に関連して、最も安定する条件を紹介したい
私は3Hit Theoryと名付けたい
3は二つの意味を持たせている
まず一つ目、スイングはラケットとボールを3cmに近づけてから。
もう一つは3つの条件があるその3つは以下の通り
・上記の3cmの条件。3cmはボールとラケットの距離。これは直線距離であり、接線方向の距離に限らない。下から上に垂直方向の距離を合わせ3cmの条件を満たすorラケットを前に近づけ、接戦方向の距離を短くする
・ラケットをボールの下から入れて、下をかけたいなら下に振る、上をかけたいなら上に振る、横をかけたいなら横に振る、ナックルなら適当に。
・前に振りながら3cmを近づけてはならない。ボールの接線方向に対して垂直のベクトルの力を加えるスイングをインパクトの3cm以前に行ってはならない
これらをまとめて3Hit Theoryとする
さて、なぜこの技を見つけるに至ったかと言えば、ふと段位持ちの選手の技を思い出したからである
東北学生チャンピオンの得意技である高速ツッツキ、山形の段位持ちの選手の台上の高速スマッシュ
一目違う技術のように見えてこの二つには明確な共通点があった
それは、台上技術である点と、ボールにラケットを近づけてから「思いっきり」打つ点である
主に思いっきり打って入る技術というものは卓球にはない
なぜなら思いっきりというと、体の前にあるボールに対し、バックスイングをとってから体から離れた位置に向かってあてに行く
先ほどの表現は誤解か、入る技術で「あることも」ある
それが常に、普遍的に入るものではない
思いっきり打って普遍的に入るとすればほぼ台上技術
ぶち抜きチキータの説明が色々あるが、本質はそこじゃない
直前まで前に振らないこと、ただこれだけである
たまたま満たしていれば入る、ただそれだけ
3Hit theoryが全ての技術において満たしている選手が世界のトップで活躍する選手である
これらに注意して動画をみているとどの選手もできているかといえばそうではない
多くはミスをするときは前に振ってしまっている
さて、ここで弾くとかけるの話をしよう
台上で3hit theoryを用いてフリックする際に「弾く感覚がないんですよね」
と言われた
弾く、かけるを感覚と理解しているようでは、本質にはたどり着けない
全てにおいて弾くことも、全てにおいてかけることも不可能となる
たまたま条件を満たすことを覚えた人が、無意識にやっていないと入らない
打球直前、打球直後のラケットの位置関係から定義するならば、
弾く場合は3cm前から、打球直後までラケットの面は変わらず、接線方向に平行かつ、垂直方向に変化のないラケットワークが必要である
かける場合は打球直前から、打球直後までラケットの面の移動が起きず、垂直方向にて上方向のラケットワークが必要である
これらが基本原理として存在しているとする
これを実演していくとこれまで弾く感覚がある人はより強いボールを、かける感覚がある人はよりかかるボールを打つことができた
敢えて今感覚という表現をしたが、卓球の感覚というもののほとんどは打球前から打球後のラケットワークと加わる力を分析していくことで再現性を保つ、非感覚的なものと定義できる
チキータ、リフト、フリックといった技術は、3 Hit Theoryを守り、打球直前と打球直後のラケットワークを変えるだけで安定し、威力を増すことができる。
それらをくだらない表現を信じ、理想のミートポイントから離して安定性を欠いているものがあまりにも多い
多くの指導動画も大体が間違っている、というより一番大事なところを話せていない
一番大事なのは、敢えて感覚的にいうならばあたってから振ること、これは全てにおいて言える
さて、なぜ3cmかを説明する
3cmであることに正直理由はない
なんとなく音がいいからである
ただ、ボールとラケットまでの距離が3cmくらいまで待つとなると、どう振ろうが押す力を伝えてネットミスが起きないのは実験的にわかったのだ
別に10cmくらいまでは許容範囲と思われる
ただ実際そこまでひきつけているかと言われればそこまで意識したことはないだろう
10cmまで近づくまで待つ
こう一言言っても、実際は自分が近づいて前に振らないようにしてから振る場合や、本当にくるまで待つ場合もある
さてこういった意識で動画を見てみるとどうだろうか
プロは本当に待つのが上手い
その一方で待てていない時に決まってミスをする
プロでさえ、待てない時にミスをするのだ
我々レベルで3hit theoryに準じて待ちオールをし、全て安定してはいるようになったとき
本当に強く、また、上級者の感覚と世界が見えてくるであろう。
あくまで類推、私上級者じゃありませんので。
コメント
コメント一覧
粘着ラバーについてのご教示ありがとうございました。とても参考になりました。
正面衝突させず、力を後ろ?に逃しながら打たないとダメということですね。非公開をご希望とのことだったので、公開はしていません。
この記事を一通り拝見しました。
むずかしくて、理解できたかどうか自信がありませんが、ようするにボールを十分引きつけてから力を入れるのが大切だということでしょうか。
コメントありがとうございます。
端的に言えば面の正面衝突を避けるといった表現でいいと思います。
簡単に言えばそうですね。
どれくらい引きつけるのか、引きつけ方として自分から近づくのかそれともボールが来るまで待つのかがあまり議論されていないことに端を発して考察しました。単に引きつけるのではなく、どの場面までひきつけるのか、どれくらいまでひきつけるのかを考えミスをした時に理解できることが重要かと思います。